生きているだけで、落とし穴にハマってしまうことがある。

至極まともに、当たり前のことをしているつもりが
しっかりとくぼみに足がハマる。
そのことに気づかず、自分ではいつも通り歩いているつもりなのに
足にまとわりついて離れないくぼみ。

目に見える場所、
そのすき間なのか、その奥なのかわからない。
そこには清浄で清潔な奥行きの無い闇がある。